★宝ヶ池競技場で日本大学と対戦しました
2012年6月24日、宝ヶ池競技場で日本大学と対戦しました。昨年も同じ場所で日大と対戦し、そのときは、全く歯が立たないという感じでしたが、今年はどうでしょうか。天気予報は曇りでしたが、ときおり日差しもきつくなり、選手たちも大変です。
(前半)
コイントスの結果、京大レシーブで試合が始まります。キックオフは、今年の秋から35ヤードラインからになりますので、その規定にそって行われました。リタナーの#1上廣君がビッグリターンし、相手陣40ヤード付近からの攻撃となります。さらに上廣君にパスが決まり、最後はRB#21高木君に短いパスが決まり、そのままエンドゾーンに走りこんで、試合開始1分40秒くらいで、先制のTDを奪いました。K#9今井君のPATも決まり、7-0で幸先良いスタートを切ります。キックオフもナイスキック。相手のリターンも、#37藤城君の強烈なタックルでゲインを許しません。しかし、日大は、その後、着実にゲインし、最後は#20の選手がTDを奪い返します。PATは失敗し、7-6。
その後、拮抗しますが、1Q残り3:53に日大がパントし、攻撃権を放棄します。キックしたボールはクルクル回転しながらのびます。リターナーの上廣君がフェアキャッチの意思を示しますが、ボールを落としてしまい、それを日大が確保して、ゴールライン近くで日大の攻撃となります。ここで、日大#27の選手が、ブロックをくぐる抜けTD。PATも決まり、7-13と逆転されます。
京大攻撃で、QB#19小原君から上廣君にパスが、相手陣深くまで進みます。しかし、4thダウンになり、35ヤード付近からFGを狙います。K#9今井君の蹴ったボールは少し届かなかったのですが、イエローフラグが出て、5ヤード前に進んで、もう一度狙います。しかし、今度は少しコースをはずれたのか、得点ならず。2Q終了間際に、DB#24大岡君が相手のパスをインターセプトしますが、ここは無理をせずにニーダウンで時計を進めます。前半を終わっての印象ですが、昨年のような日大の圧倒的な強さは感じられず、ミスによる失点はあったものの、いい勝負をしていると感じました。
最初の攻撃シリーズでTD |
高木君に短いパスが決まり、そのままエンドゾーンに |
小原君から |
上廣君に長いパスが決まります |
しかし、相手の集まりは早く |
あっという間に囲まれてしまいます |
京大のFGは惜しくも失敗 |
頼もしい応援団。君がアメフト部に入ってくれれば大歓迎です。 |
(後半)
後半最初の日大の攻撃シリーズは、きっちりパントにさせます。しかし、京大もなかなか1stダウンが取れません。日大のラインは大きく、2名ほど留学生が守っていました。体格は、日本人とは見た目も明らかに違います。京大がパントで攻撃権を放棄しますが、相手のリターナー#1の選手の足が速く、京大の誰も止めることができません。あれよあれよという間に、一気に67ヤード走られ、リターンタッチダウンを奪われてしまいます。ここは京大の弱点の一つです。さらに、同じことがもう一度起こります。京大パントを右サイドに蹴り込みますが、リターナーの選手が左サイドに走り、ディフェンダーが空いた状態で、今度は80ヤード近く走られ、またもリーターンタッチダウン。これで7-27。観客席は、まさに茫然自失。ここで気合を入れていかないといけません。
4Qに入り、京大も果敢に攻めます。1ヤードのギャンブルを決めます。その後も、小原君から上廣君にパスが成功します。しかし、ゴール前でなかなか進まず、ゴールラインまで残り7ヤードで4thダウン。もちろん、ここはギャンブル。しかし、小原君の投げたパスは失敗。と思いきや、相手のパスインターフェアの反則が出て、ゴールラインまでの半分の距離を進み、オートマチック1stダウン。ここで、エースの高木君が突っ込みTD!! これで14-27に。ここで京大はオンサイドキックを試みるも、日大がボールを確保し、攻撃権を得られず。
京大の強烈なタックル |
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4thダウン残り7ヤードでギャンブル(小原君からのTDパス) |
しかし、パス失敗 |
ここでイエローフラグ。パスインターフェアで助かりました。 |
ここで高木君のTD |
その後、オンサイドキックを敢行 |
しかし、オンサイドキック失敗 |
相手選手は大きかった |
嚴主将も悔しい気持ちを胸に、応援席にお礼を言っていました。 |
今回の敗因は、相手パントを捕球ミスからの失点、およびパントのリターンTD2本に尽きます。これらのミスがなければ、けっこういい勝負をしていたと思います。最後に嚴主将が応援席に「秋には絶対勝つので、応援よろしくお願いします」と半分泣きながらお礼を言っていました。こちらにも、その思いが伝わってきました。今日の負けは、きっと次につながります。これから練習、大変でしょうが、さらに強くなってください。昨年よりは、確実に力をつけていると思います。
なお、今回、ギャングのグッズを2000円以上買った人には、特典として選手カードがついていたそうです。平野さんは緒方君、織田さんは高木君のカードが入っていました。詳細な画像は、写真の方を見てください。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
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京大Gangsters |
7 | 0 | 0 | 7 | 14 |
日本大学 Phoenix |
13 | 0 | 14 | 0 | 27 |
(2012.6.24)