★近大になんとか勝利
春は同志社大学戦以来、オフェンスが爆発し、大量得点を取って勝利してきました。
この日の対戦相手の近大は、1昨年2部に落ちて、昨年に甲南大学と入れ替え戦をして
1部に戻ってきたチームです。高校からの経験者も多くいます。(出身校から判断して8割?)
前のゲームは同志社と関大でしたが、関大は主力メンバーが出てきていませんので
接戦となっていました。3Qまで同志社が勝っていましたが、4Qに関大もようやくTDし、
2点コンバージョンを成功させて、関大が8-7で勝利しました。
京大のアップのときのランニングですが、新1回生が入っていますので、やはり圧巻でした。
40名近く新入生が入ったようです。がんばって続けてもらいたいところです。コイントスの結果
京大レシーブで試合が始まります。最初のドライブですが、4thショートとなり、ここはギャンブル
かなと思っていましたが、パント体形になり、無難にいくのかなと見ていますと、パントに見せか
けたスペシャルプレー。見事成功し、1stダウンを得ます。そして、#35田嶋君が試合開始1分30秒
くらいの序盤にTDを奪います。オフェンスラインが中央に穴をあけ、そこを突破する見事な攻撃
でした。PATには#18緒方君が出てきて、こちらもきれいに決めます。1Qでは、さらに相手攻撃時
にDB#30池田君のインターセプトが出て攻守交代。このドライブはTDに至りませんでしたが、
またも緒方君がFGを決めます。これで10−0で京大がリード。ディフェンス陣もがんばります。
DB#99高橋君の強烈なタックルが相手のファンブルを誘い、いい位置で攻撃権をまたも京大が
得ます。最後はTE#93水越君がTD。緒方君のPATも決まり、1Qだけで17-0の大量リードを得ます。
今日は楽勝かなと思いましたが、その後は、思うように攻撃できません。RB#27岡部君とRB#35
田嶋君のランは確実に進みますが、パスが問題でした。パスが投げられないので、相手LBは前に
出てきてプレッシャーをかけます。京大のパスプロテクションが甘く、何度もQB#19小原君が襲われ
るシーンがありました。このため、本来のショートパスが投げられない状況でした。パスが決まれば
相手のディフェンダーを下げることができます。1Qで成功した攻撃は、だんだん相手にアジャスト
されはじめてきました。
後半には、近大にインターセプトされ、そのままリターンTDを奪われます。これで17-7。DB#24
大岡君にインターセプトのビッグプレーがでるもののチャンスを生かせず、さらに4Qに近大にTDを
奪われ17-14。1Qからは考えられない状況です。しかし、4Q試合終了間際に得た攻撃ドライブを
生かし最後はFGを狙います。残り時間を調整し、1秒残りでタイムアウトを取り、長いFGにかけます。
本日、FGと2本のPATを成功させた緒方君がキッカーです。緒方君の左足から35ヤードのロング
キックが蹴られます。ボールはきれいな放物線を描き、見事成功させます。
エースRBの高木君、エースWRの上廣君をベンチに温存して試合には勝ちましたが、オフェンス
は課題が残る部分もありました。ディフェンスは、まずまずだったかもしれません。失点の中で7点
はオフェンス時に奪われたものです。相手に対するパスカバーも反応よく、ラン・アフターキャッチは
あまりなかったと思います。次は立命館戦です。立命館は5/11、12と連戦があり、5/12は主力を
抜いたチームで、結局、神戸大学に16-21で敗れました。しかし、5/27の試合は、両校、意地をか
けた試合になると予想されます。秋を占う重要な試合ですので、課題を修正して、見事な勝利を
おさめてほしいと思います。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京大Gangsters |
17 | 0 | 0 | 3 |
20 |
近大Devils |
0 |
0 |
7 |
7 |
14 |
(2012年5月12日 16:20キックオフ @EXPO)
100名近い京大恒例の整列したランニングは圧巻です |
近大は2部から昇格しましたので、気合が入っています |
RB#35田嶋君のTDシーン ↑ → (OLのブロックも見事) |
重量級のRBは他チームの脅威です |
緒方君はキック100%成功です (FG2本、PAT2本) |
|
残り時間1秒で時計を止め、ここで最後のFG 17-14 |
緒方君の長いキックが成功し、20-14になり試合終了(よくぞ決めました!) |
(2012.5.13アップ)