★東大に勝ちました

 GW最終日の5月6日、宝ヶ池球技場で、東大Warriorsと対戦しました。これは毎年
行われている定期戦です。14:30キックオフですが、選手が整列したあたりから雲行き
が怪しくなり、雷鳴が鳴った瞬間、主審が×のジェスチャーをしました。連盟規定では
最終の雷鳴から30分待つことになっているようです。雨もパラパラ降ってはきていますが
空は明るくなってきました。幸い、雷鳴はそれ以降なく、30分近く遅れてようやく試合開始
です。
 オフェンスのスターティングメンバーで2回生のWR#83山本睦君が場内アナウンスされて
いました。東大も選手が多く、大きな選手もたくさんいました。どんな試合をするか注目
していましたが、前半は6:4くらいで東大が押している感じでした。まず、先に得点の
チャンスを東大が得ます。しかし、スナップミスによりFGの3点が助かりました。京大も
攻めますがTDには至らず、ここはFGで3点先取します。しかし、1Qで東大のインターセプト
のビッグプレーが出て、TDを奪われます。PATは失敗し、これで3−6。さらに東大はFGの
チャンスを得ますが、またもFG失敗。スナップミスが連続して起き、これに助けられました。
東大のスナッパーは相当緊張しているようです。前半終了間際で、DB#24大岡君の起死
回生のインターセプトが出て、残り時間わずかで攻撃権を得ます。ここからパスを主体に
ロングゲインを重ね、FGを成功させて、6−6の同点でハーフタイムを折り返します。

 後半は、京大も見違えるように動きがよくなってきました。RB#21高木君、RB#33田原君
RB#27岡部君、WR#1上廣君が大活躍し、TDを重ねます。一方の東大は、パントの場面で、
またもスナッパーがホームラン。ボールはエンドゾーンまで転がり、セフティで京大に2点入
ります。セフティはいわばオウンゴールのようなもので、相手に点を献上した上に、キックオフ
で相手の攻撃になりますので、踏んだり蹴ったりのプレーです。
 後半はあまりにも得点が入ったので、もう説明しきれませんが、4Qではスターターで入って
いる鶴薗君、高橋君、吉村君の他にLBで丸山君、WRで竹内君がフィールドに入りました。
また、東大パントの時に織田君がナイスプレーをしました。4thダウンパントとみせかけて
トリックプレーのようなことを仕掛けてきますが、そこは織田君が落ち着いてボールキャリア
の選手をタックルし、好位置からの攻撃を得ました。ベンチに帰ってきて、皆から叩かれて
祝福をされていました。RB#35田嶋君も、力強い走りをして、1stダウンを取っていました。
もう完全復活といってもよいのではないでしょうか。関西を代表するRBになりそうな予感が
します。また京大TD後のキックオフ・ラッシュにも、K#18緒方君、#90山崎君、#13大森君など
が出ていました。

 終わってみれば42−13の大差での勝利です。相手スナッパーに助けられたところもあり
ますが、後半は見ていて安心でした。それにしても、東大のスナッパーはどうしたのでしょうか。
東大パントのときに、普通にボールが出てときは、京大の観客席からも安堵?の溜息が出て
いました。あと、私の個人的な感想ですが、タッチダウン誌に載っていた東大ASが見れてうれ
しかったです。東大テントの中で、どのようなデータ解析が行われていたかは興味の残るところ
です。

京大メンバー表

東大メンバー表


この後、30分中断

東大のAS。 TD誌で取り上げられていました。

軽業師のような上廣君

倒れながらも3ヤードは稼ぎます

いつも明るいチアガール

RB#21高木君

もう誰も高木君を止められません

キックオフラッシュに2回生が出てきました

ミッションを終えた緒方君、山崎君

大森君

重量級RB#35田嶋君の走り

きっちり1stダウンを奪います


 (2012.5.9アップ)



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